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~いよいよ冬本番!うるおいボディケアについて~
秋が終わりを迎え、いよいよ冬の始まりです。
この時期になると、身体がカサつき かゆくなりやすい、という方が多くいらっしゃいます。
実は、顔と体の肌は同じ皮膚組織でできているため、空気が乾燥すると、お顔だけではなく体全身も乾燥してくるのです。
「お顔の保湿は入念にしているけれど、ボディケアはあまり・・・」という方も多いでしょう。
冬でも乾燥知らずのうるおいボディを保つために、今回は冬のカサカサ・かゆみ肌を防ぐボディケアと対策についてご紹介します♪
◆かゆみ肌のメカニズム
肌の表面には、刺激から肌を守る働きと、うるおいを保つ働きをする「角質層」があります。
乾燥がひどくなると、この角質層に含まれる水分と脂質が低下し、細胞間にすきまが生じて角質層のバリア機能が壊れてしまうため、外部からの刺激に反応しやすい肌状態になります。
かゆみを伝える神経は「C-線維」と呼ばれ、健康な肌の場合、皮膚の表皮と真皮の境界部にとどまっています。しかし、肌状態が悪化すると、角層のすぐ下、すなわち体の表面近くまで伸びてきます。
その結果、肌は更に敏感になり、わずかな刺激でもかゆみを感じるようになるのです。
◆うるおいボディケア・対策
【入浴時】
入浴は、38~40度の湯船に20~30分ほど浸かる事がポイントです。身体が芯から温まることで血行が促進され、リラックス効果も得られるのでおすすめです。
健康に良いとされる長時間の入浴も、やりすぎは身体を乾燥させる原因になるので要注意です。
半身浴などを行う際には、全身を保湿するバブルローションなどを浴槽に混ぜると良いでしょう。また、水分補給も心掛けるようにしましょう。
【入浴後はできるだけ早く保湿ケアを】
入浴直後は、肌の水分が急速に蒸発し、身体が最も乾燥しやすくなる危険な時間です。
そんな入浴直後のポイントは、素早い拭き取りと保湿が大切です。
肌に水滴が残らないようしっかりとタオルで拭き取り、ボディローションやクリームを全身になじませましょう。
肌を素手でこすらないよう、たっぷりの保湿剤を手に取り、優しいタッチで塗り込んでください。
【体を冷やさない】
冬にお肌が乾燥するのは、気温の低下と空気の乾燥によって、お肌の代謝や血行が悪くなるためです。そのため、冬の乾燥肌対策には「体を冷やさないこと」がとても大切です。
特に、首元・お腹・足首には太い血管が通っているので、冷たい外気に触れると熱を奪われやすい場所です。マフラーや腹巻き、靴下などを活用し、温かくしておきましょう。
いかがでしたか?
身体は顔に比べると、どうしてもお手入れを後まわしにしがちです。しかしダメージを受けやすい冬こそケアを怠らないようにして、いつでもしっとり うるおいのある女性らしい素肌を手に入れ、快適な冬を過ごしてくださいね♪