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~秋の肌トラブルと対処法~
暑い夏が過ぎ去って、ぐっと涼しくなり、過ごしやすい季節になりましたね。
その一方で、気温や湿度の変化によって、体調を崩しやすくなると共に、お肌の不調を感じやすくなる季節でもあります。
特に、夏の強烈な日差しや暑さ、屋内でエアコンの風に長時間当たるなど、ストレスをたくさん受けた状態のお肌は、しっかりとケアすることが必要となります。
今回は、そんな秋に起こる肌トラブルとその対処法についてお伝えします。
◆秋に起こる肌トラブル◆
【原因1】夏の強い紫外線による肌ダメージ
夏は、1年のうちで 最も紫外線の量が多いと言われています。
そんな夏に受けた紫外線は、肌内部に影響を及ぼし、肌表面にシミやたるみを引き起こします。
肌老化の約80%が紫外線による影響と言われるほど、紫外線の影響力は大きいのです。
【原因2】秋の花粉による刺激
秋になると、ブタクサやヨモギなどの花粉によって皮膚炎が生じやすくなります。
また秋の肌は、夏の紫外線などのダメージが蓄積している上、気温や湿度の低下による乾燥で肌のバリア機能が低下し、不安定な状態になっています。
そのため花粉が肌内に入り込みやすく、その刺激で肌荒れが起こりやすくなります。
【原因3】ストレスなどによるバリア機能の低下
夏から秋にかけての季節の変わり目は、夏の疲れが残っているにも関わらず、急な気候の変化もあり、なかなか体がついていきませんよね。
この変化に順応するために、私たちの体のなかでは、様々な器官が一生懸命に働きます。
しかし、その働きの疲労もどんどん蓄積されていき、気分が落ち込むことが多くなったり、ゆっくり休んだつもりでも、疲れがとれにくかったりと、心も体も不安定になり、ストレスも溜まりやすくなる時期なのです。
ストレスが溜まることによって、血管が収縮し、血行不良や、肌のバリア機能の低下が引き起こりやすくなります。
また、ストレスが溜まり、ホルモンバランスが乱れることで、体調を崩したり、肌荒れが生じやすくなるのです。
次に、秋の肌トラブルを防ぐために効果的な対処法についてお伝えします。
◆秋の肌トラブルを防ぐための対処法◆
【対策1】紫外線対策を徹底する
秋の紫外線は、意外と強いため、夏と同様にUVケアはしっかりと行うことが大切です。
日焼け止めはもちろん、日傘や帽子、UVカット機能が付いた洋服などを活用して、紫外線からお肌を守りましょう。
【対策2】花粉を肌に触れさせない
花粉が飛ぶ場所には近づかないようにしたり、花粉情報をチェックして、飛散が多い日や時間帯の外出はなるべく避けるように心がけましょう。
外出する時には、マスクやメガネを着用したり、花粉が付着しずらいナイロンやポリエステルなどの化学繊維で作られた服装をすると効果的です。
また、帰宅したら、家に入る前に服や髪の毛に付着した花粉を丁寧に払い落としましょう。
室内に入ったら、すぐに手洗い・うがい・洗顔をします。
洗顔は、できるだけ刺激の少ない洗顔フォームやクレンジングを使用し、肌にダメージを与えないように優しく洗い上げましょう。
【対策3】肌にうるおいをたっぷりと与える
秋の肌は、夏の紫外線によって、うるおいをキープする力が衰えている可能性が高いです。
うるおいをキープするためにも、スキンケアをするときには、化粧水や美容液で、肌にたっぷり水分や栄養を浸透させたあと、蒸発を防ぐためにも乳液、クリームなどでしっかりと保湿しましょう。
特にセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、プロテオグリカンなどの保湿成分が配合されたものがおすすめです。
【対策4】規則正しい生活を心がける
季節の変わり目は、なるべくストレスを溜めないようにしましょう。
そして、栄養バランスを考えた食事や、夜更かしせずにたっぷりと睡眠をとり、規則正しい生活を心がけることで、ホルモンバランスが正常に保たれ、肌の調子を整えることができます。
いかがでしたか?
今回お伝えした対処法を実践することで、秋に起こる肌トラブルを少しでも軽減していきましょう♪