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~秋の肌荒れの原因とケア方法~
秋は夏に比べると肌の調子が安定して見えるため、スキンケアの手を抜いてしまいがち。
しかし秋は夏のダメージが蓄積していて、より丁寧なスキンケアが必要な季節です。
本格的な乾燥シーズンが来る前にしっかりとケアをすることが重要です。
今回は秋に起こりやすい肌トラブルと、対策についてお伝えいたします。
◆秋に起こりやすい肌トラブルの原因
【原因1.】 夏に受けた紫外線による乾燥ダメージ
夏に受けた紫外線、エアコンの風は肌を乾燥させ、ダメージを与えます。
さらに秋から冬にかけて、屋外で受ける風が強く肌に負担を掛ける為、かゆみや乾燥を引き起こす肌荒れの原因になります。
【原因2.】 身体の冷え
秋は外気温が急に下がる為、身体の冷えが気になる季節です。
身体が冷えると血行が悪くなり、肌の代謝(ターンオーバー)も乱れやすくなります。
できるだけ入浴は湯船に浸かり、温かい飲み物を積極的に摂るなどして、身体を冷やさないことが大切です。
【原因3.】睡眠不足
睡眠と温度・湿度は肌にとって、深い関係があります。
夏の暑さを寝苦しいと感じる方は多いと思いますが、秋は急に気温が変化し、乾燥した環境になるため、途中で目がさめたり眠りが浅くなりがちです。
睡眠不足は、肌の代謝(ターンオーバー)を遅らせ、肌への栄養供給がうまくいかなくなることで、肌荒れの原因になりやすいのです。
【原因4.】日常のストレス
イライラやストレスがたまることにより、血行の流れが悪くなります。
血行が滞ることで、いらない熱がこもり肌が赤くなったり、かゆみが出たりします。
特に、乾燥する秋からの季節は赤ら顔の症状が強く出やすいので、スキンケアでたっぷりと保湿することが大切です。
【原因5.】暴飲暴食・刺激物の摂りすぎ
実りの秋、食欲の秋で食べ過ぎになりがちです。
暴飲暴食は胃腸を疲れさせる為、肌荒れを起こしやすくなります。
また、お酒・チョコレート・コーヒー ・辛いものなど、刺激のある食べ物や飲み物の過剰な摂取は、消化器全般の働きが落ち、解毒する力も落ちるため、肌荒れを起こしやすくなるのです。
◆「秋の肌トラブル」をリセットする方法
夏に紫外線をたくさん浴びた肌は、バリア機能や保湿機能が低下した状態にあります。
疲れきった肌は新陳代謝が鈍くなり、ターンオーバーが正常に行われなくなる事で、肌トラブルが発生しやすい状態になると言われています。
秋の肌トラブルを回避し、健やかな肌を保つには、充分な潤いとターンオーバーを整える事が大切です。
【対策.1】規則正しい生活
秋は急な気温の変化で、体調が崩れやすい季節でもあり、ホルモンバランスが乱れがち。
「規則正しい生活」「充分な睡眠」がホルモンバランスを整え、肌の調子を整えます。
【対策.2】洗顔前のホットタオル
洗顔前にホットタオルを行うと、毛穴の開きが良くなり、汚れが落ちやすくなります。
汚れがしっかりと落ちると、その後に使うスキンケアの浸透が良くなり、効果が高まるのでお勧めです。
【対策.3】紫外線対策
秋の紫外線は意外と強く、油断大敵です。
夏場と同様に、日焼け止め・帽子・日傘等で、日焼け対策を行うことが必要です。
【対策.4】肌に潤いを与える
秋になると、湿度が低くなります。さらに、夏に紫外線を浴びた肌は、乾燥しやすい状態に。
夏の紫外線により、潤いをキープする力が衰えているので、たっぷりの化粧水で肌を満たし、
肌に潤いがキープできるように、クリームでフタをしてください。
化粧水やクリームをつけた後に手のひらで顔全体をおおい、じっくりと浸透させることにより、
バリア機能が乱れた肌でも、『潤いキープ力』がグンとアップし、肌トラブルが起きにくくなります。
いかがでしたか?
“肌を潤いで満たす”ことを意識して、夏の紫外線ダメージをケアし、本格的な乾燥が始まるこれからの季節に備えてくださいね♪