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乾燥によるシミの原因と予防ケア
シミができると実年齢よりも老けて見えたり、小さなシミ一つでも顔の印象が大きく変わり、気分が落ち込むことがありますよね。
シミの主な原因は、紫外線によるダメージから、肌を守るために生成される「メラニン」色素の過剰生成によるものですが、それ以外にも「乾燥」が原因となることはご存じでしょうか。
今回は、意外と知られていない乾燥によって起こるシミの原因と、予防ケアについて詳しくお伝えします♪
【乾燥によりシミができる原因】
秋冬は、空気の乾燥や強風などの外的刺激により、皮脂の分泌量が減少し、肌の水分量も低下しやすくなります。
そのため、肌がカサつきやすくなり、様々な肌トラブルを引き起こす原因になるのです。
さらに、夏の間に日焼けや紫外線による肌ダメージを受けた肌は、乾燥によってバリア機能が弱まり、刺激に敏感な状態になっています。
乾燥によるダメージを修復しようとする過程で、メラニンが過剰に生成されることがあり、これが色素や沈着の原因に繋がります。
さらに、乾燥肌はターンオーバーが乱れやすいため、メラニンが肌に溜まりやすく、結果的にシミが濃くなるリスクへと繋がるのです。
シミを防ぐためには、秋冬の乾燥対策をしっかりと行うことが非常に重要です。
では、次に乾燥知らずの美肌を保つための予防ケアについてご紹介しましょう♪
【乾燥予防ケア】
1.保湿の徹底
冬季は特に、保湿成分が豊富に含まれる製品を使用するのがいいでしょう。
セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・プロテオグリカンなどの成分が配合された製品は、高保湿でおすすめです♪
また、一般的に「リポソーム」という名前で知られている「ナノ多重層カプセル技術」を用いた浸透型スキンケアは、通常のスキンケアとは異なり、美容成分を肌の奥深くまで浸透させることができるため、乾燥や肌トラブルが気になる時期には特に効果的です。
2.スキンケアの手順を整える
冬季は空気が乾燥しているため、洗顔後、肌の水分は急速に失われていきます。
潤いを守るためにも、洗顔後はすぐにスキンケアに取り掛かることが大切です。
肌の水分が蒸発する前に、化粧水や美容液を塗るようにすることで、次に使用する乳液やクリームの浸透率がさらに上がりますよ。
★スキンケアを塗るときのポイント★
①優しく馴染ませる
ゴシゴシ擦ったり、強く叩くことは肌にとって大きなダメージとなります。
ダメージが蓄積されるとバリア機能が崩れていき、深刻な乾燥肌に陥る可能性もあるので十分注意しましょう。
②肌のシワに沿って伸ばす
シワに沿って伸ばすことで、浸透しやすくなり、しっかりと保湿ができます。
③乾燥しやすい部分は重ね塗りをする
目元や頬など、乾燥した部分には重ね塗りをすることにより、保湿力を高めます。
※ただし、過度な重ね塗りはニキビなどの原因になる場合があるため、油分の多い保湿製品を使用の際は注意が必要です。
3.ぬるめのお湯に浸かる
高温のお湯は、肌に必要な皮脂やセラミドなどの保湿成分が流れ落ちてしまい、乾燥が進行しやすくなります。
乾燥予防には、37℃~39℃程度のぬるま湯に浸かるのがおすすめです。
また、入浴後の肌は温かく、水分を吸収しやすい状態のため、お顔もボディもこのタイミングで保湿を行うことで、肌に潤いを閉じ込めやすくなります。
タオルで優しく水分を拭き取った後は、できるだけ早く保湿することを心がけましょう。
いかがでしたか?
乾燥によるシミは、日々のスキンケアで予防ができます。
乾燥を放置せず、正しい保湿ケアを行い、シミやさまざまな肌トラブルを防ぎ、美しい肌を守りましょう♪