- トップ
- 美肌になるためのコツ
- むくみの原因と対策
むくみの原因と対策
朝起きたら、いつもより一回り顔が大きくなっている気がしたり、目が腫れぼったく感じたりすることはありませんか?
多くの人が経験したことがある顔のむくみ。できれば避けたい体の不調ですよね。今回はむくみの原因と対策についてお伝えします。
【原因1】塩分の摂りすぎ
塩分(ナトリウム)には、水分をため込もうとする働きがあります。過剰に摂取してしまうと、必要ない水分まで細胞内にため込もうとして、うまく代謝が行われず、むくみへとつながります。
【対策1】カリウムを摂取する
塩分を摂取する時は、水分代謝を促すカリウムの摂取をおすすめします。カリウムはじゃがいもやサツマイモなどの芋類、バナナやアボカドなどの果物類に多く含まれます。
【原因2】過剰なアルコール摂取
お酒の飲み過ぎは、肝臓に負担をかけ、身体の水分を奪う傾向があります。アルコールには利尿作用があり、アルコール濃度の高いものを飲んだり、大量に摂取することで体内の水分が不足し、血液がドロドロになります。
血液がドロドロになると、リンパの流れが停滞し、顔や首付近の余分な水分や老廃物が蓄積され、顔がむくみやすくなります。
【対策2】過剰な飲酒は控え、食生活を見直す
アルコールを摂取すると、アルブミンという水分バランスを保ってくれる成分も減少してしまいます。アルブミン値を上昇させるためには、肉、卵、牛乳などの動物性たんぱく質を多く含む食品を中心に、いろいろな食品をまんべんなく食べることが大切です。アルコールの過剰摂取を控えるとともに、一度食生活を見直してみるのもいいかもしれません。
【原因3】筋肉機能の低下
筋肉の役割の一つに、リンパ管を通るリンパ液をポンプのように流す働きがあります。リンパ液がスムーズに流れると老廃物が回収されます。筋肉量が少ない、または筋肉が衰えると、筋肉のポンプ機能が働かず、老廃物や水分が滞り、むくみへとつながります。
【対策3】リンパマッサージを行う
リンパマッサージは滞っている水分や老廃物を流すことができます。
リンパ管は皮膚のすぐ下を通っているため、強くマッサージせず、赤ちゃんの肌を触れるような感覚で、優しくそっとなでるように意識して行ってください。
肌の滑りをよくするために、オイルやクリームを使うことをおすすめします。
肌に優しく滑らせているにもかかわらず、傷みを感じる時にはその箇所のリンパが詰まり気味であることを表しています。その場合には定期的にリンパ流しをし、解消させていくことが大事です。
【原因4】筋肉のこわばり
顔周辺の筋肉が硬くこわばっている場合も、顔がむくむことがあります。長時間の無理な姿勢やパソコン、スマホによる肩や首のコリが原因です。顔やその周りの筋肉は、意識して動かさないと筋肉は硬くなり、その結果、リンパの流れが悪くなるため、むくみが生じるのです。
【対策4】ホットタオルでこわばった筋肉をほぐす
顔周辺の筋肉をほぐすには、ホットタオルでお顔を温めることをおすすめします。温めることで、こわばった筋肉がほぐされるので、その周辺を通る血行が良くなります。さらに、皮膚をやわらかくする効果もあるため、スキンケア効果が倍増したり、化粧のり・化粧持ちもアップします。
いかがでしたか?
むくみの原因は、生活習慣を見直すことで改善されることが多いです。
思い当たる原因があったら、その対策を是非試してみてくださいね♪