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春のヘアケア～健やかな頭皮を保つために～

頭皮のトラブルといえば、乾燥しがちな冬や、ベタつきが気になる夏に起こりがちなイメージがありませんか？

しかし、実は意外にも、冬からだんだんと暖かくなる春に頭皮のトラブルは起こりやすくなるのです。

 

今回は、春に多い『頭皮トラブル』の原因と対策についてお伝えします。

 

■頭皮トラブルの原因■

 原因1：強い風・花粉によるダメージ

春は「春一番」と言われるように風が強い季節です。

風にあたると肌や髪の水分は奪われ、冬の様にしっかりとケアをしていないと乾燥を引き起こします。

そして、春はスギやヒノキなどの花粉で悩まれる方も多いですよね。

風で運ばれてきた花粉は、鼻水や目のかゆみを引き起こすだけでなく、人によっては皮膚がかゆくなったり､赤くなったりと、頭皮にもダメージを受けます。

 

原因2：紫外線による日焼け

紫外線対策は夏から！と思っている方も多いかもしれませんが、実は紫外線が強くなるのは３月から。

紫外線ダメージを受けた頭皮はひどく乾燥するので、雑菌が繁殖しやすくなったり、フケやかゆみが発生しやすくなります。

 

原因2：洗浄力の強いシャンプーの使用・誤ったシャンプーの仕方

洗浄力が強いシャンプーは、整髪剤などの汚れをスムーズに落とすことに優れていますが、それと同時に必要な皮脂までも洗い流す傾向があります。

必要な皮脂まで流し過ぎると、頭皮の水分と皮脂のバランスが崩れ、バリア機能が低下するため、乾燥を引き起こします。

また、乾燥によるフケやかゆみが気になるからといって、１日に何度もシャンプーをすると、頭皮の保湿に必要な皮脂が失われるため、余計に乾燥が悪化します。

 

原因3：誤ったドライヤーのかけ方をしている

ドライヤーで髪を乾かし過ぎる、もしくは十分に乾かしきれていない状態でも頭皮トラブルを招く原因になります。

ドライヤーを長時間当てすぎると、熱風により頭皮の水分を奪い乾燥を引き起こします。

また、十分に乾かしきれていない状態や、自然乾燥で頭皮を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖する原因にもなります。雑菌が繁殖すると、フケやかゆみ、ニオイの原因となるため注意が必要です。

 

原因4：ストレス・睡眠不足

 ストレスが溜まっていたり、睡眠が十分にとれていないと頭皮の血行が妨げられ、新陳代謝が低下し、ターンオーバーが乱れやすくなるため頭皮の乾燥へ繋がります。

 

ここからは具体的な頭皮トラブルの対策をご紹介します。

 

■頭皮トラブルの対策■

 対策1：紫外線・花粉対策で頭皮を守る

 

紫外線や花粉による頭皮へのダメージは、帽子や日傘、サングラスなどで手軽に防ぐことができます。

外出の際はなるべく、これらの使用を心がけて頭皮を守っていきましょう。

 

対策2：生活習慣を整える

生活習慣を整えることは頭皮にとっても大切なことです。

バランスのいい食事・質のいい睡眠を意識することで健康な状態を保っていきましょう。

 

対策3：炭酸シャンプーで健やかな頭皮を保つ

炭酸シャンプーとは、その名の通り、炭酸を含んだシャンプーです。

きめ細かい炭酸泡によって、髪や頭皮の毛穴に詰まった皮脂汚れなどを吸着し浮き上がらせることで、普段とれにくい汚れまでしっかり落とすことができます。
そのため、ゴシゴシ擦り過ぎなくてもよいので、洗いすぎを防ぐこともできます。

炭酸シャンプーには、汚れを落とすだけでなく、肌を和らげる効果も期待できます。

乾燥して固くなった頭皮を和らげることで、シャンプーに配合された美容成分が角質層へ届きやすくなり、頭皮の隅々まで行き渡らせることで、健やかな頭皮を保ちます。

また、シャンプーに含まれる炭酸ガスにより、頭皮の血行促進効果も期待できます。血行が促進されることで、新しい細胞へと入れ替わる新陳代謝を促し、頭皮と髪の健康状態を良好に保ちます。

 
対策4：ドライヤーのかけ方を見直す

お風呂上がりはタオルドライをしっかりとして、髪の水分を十分にとってからドライヤーをしましょう。

ドライヤーは近すぎると、熱によってダメージを与えてしまう可能性があるため、１０～１５ｃｍほど離して使用し、はじめは温風で髪の８割、その後冷風で全体的に乾かしていきます。

また、髪の中間から毛先にかけてねじりながら乾かすと、パサパサにならず髪がまとまってツヤ感も生まれます。

 

 

いかがでしたか？

ぜひ、今回ご紹介した対策を意識し、頭皮トラブルに負けない健やかな頭皮・潤いのある毛髪を保っていきましょう♪