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汗による肌荒れ対策

気温と湿度がともに上昇する初夏は、汗が気になる季節ですよね。

 

汗は体温調節や、お肌を守る皮脂膜を作る役割があり、体や皮膚にとっては必要不可欠な存在です。

 

しかし、汗をかいたままの状態でいたり、間違ったケアを行うと、肌荒れを引き起こす原因になります。

 

今回は、汗をかきやすいこれからの季節、健やかなお肌で過ごすための対策をお伝えします。

 

■初夏の肌状態■

梅雨から夏にかけての湿気や暑さで肌がベタつくこの時期は、紫外線やエアコンの影響でインナードライ肌に陥りがち。

 

インナードライ肌とは、肌表面はしっとりしているのに、肌内部の水分が不足している状態のことを言います。

 

インナードライ肌の女性の８割は自覚症状がなく、間違ったケアを行うことで、更に肌の状態を悪化させます。

 

■汗が肌に及ぼす影響と対策■

 

【影響①】乾燥肌を引き起こす

汗の拭きとりや、蒸発により、一緒に肌内部の水分も奪われ、乾燥肌になります。

 

【対策①】スキンケアで水分補給

夏は汗で肌表面は潤っているように思えても、肌内部ではインナードライを起こしている状態です。

 

スキンケアで水分をたっぷりと補いましょう。

 

■インナードライ肌対策■

①洗いすぎない

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料は、乾燥の原因となります。

また、１日に何度も洗顔をすることも乾燥を引き起こす原因となります。

 

②優しく泡で洗う

ゴシゴシせず、お肌を包み込むように優しく洗い上げます。

すすぎ残しも肌トラブルの原因になるので、念入りに行いましょう。

 

③しっかりと保湿

乾燥している肌内部に潤いを与えるために、肌表面に油っぽさを感じても、保湿効果の高い化粧水やクリームを使い、しっかりと保湿しましょう。

 

【影響②】細菌繁殖による刺激

汗をかいたまま放置してしまうと、皮膚の上で雑菌が繁殖したり、空気中の微細なホコリが肌に付着し、刺激となります。

 

【影響③】摩擦による刺激

目が粗い乾いたタオルで汗を拭くと、摩擦により肌が傷つきます。

 

肌が傷つくと、肌内部の水分が逃げやすくなり、乾燥状態に陥ります。

 

 

【対策②③】ガーゼ等でこまめに拭き取る

多量の汗を放置しておくと、通常弱酸性に保たれている肌が、弱アルカリ性に傾きます。

 

すると、肌が敏感になり細菌が繁殖しやすい状態になる恐れがあります。

 

汗を拭くときには、肌に負担がかかりにくいガーゼハンカチや、少し湿らせたタオルを使って優しく抑えて拭き取るといいでしょう。

 

【影響④】汗そのものに肌が過剰反応

汗には、アンモニアや塩分が含まれているため、敏感肌の方は、汗そのものに過剰に肌が反応し、炎症を引き起こす場合があります。

 

【対策④】メイクを薄くする

化粧品の成分と汗が混じることで、刺激が強くなる場合があります。

 

肌が敏感になっているときや、汗を多くかきそうな日は、メイクを薄くすることがおすすめです。

 

 

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いかがでしたか？

 

汗をかくことは、体の自立神経を整えるために必要なことであり、美容や健康にとても大切なことです。

 

今回ご紹介した汗対策を実践し、健やかなお肌でこの夏を過ごしましょう♪