- トップ
- 美肌になるためのコツ
- 美肌のための食習慣
スキンケアは美肌のために大切ですが、毎日の生活習慣こそが美肌の土台となります。
不規則な生活や偏った食事によって栄養素が不足すると肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
今回は、美肌づくりのために重要な「食習慣」についてお伝えします。
■食生活が肌に及ぼす影響
偏った食生活は腸内を悪化させます。腸内環境が悪化すると、腸内に悪玉菌が増加し有害物質が発生します。体内の有害物質は肌荒れを引き起こす原因となります。
そのため、肌荒れでお悩みの方は、今までの食生活を見直し、肌に良い影響を与えてくれる食べ物を積極的に摂取することが大切なのです。
■肌荒れを改善する栄養素
肌荒れを改善する栄養素として、「タンパク質」「ビタミンB」「ビタミンC」などが挙げられます。
【タンパク質】肉類・魚類・乳製品・大豆製品等
タンパク質は、皮膚組織を形成する材料となります。タンパク質が欠乏すると、コラーゲンも減少し、肌のハリ感やツヤ感が失われ、たるみやシワの原因となる恐れがあります。
食事がお野菜に偏り過ぎている方が、乾燥肌やシワ・たるみに悩まれている場合は、タンパク質が足りていないのかもしれません。
【ビタミンB群】肉類・魚類・野菜類・きのこ類・ナッツ類
これらの食材はビタミンB群を多く含み、肌の健康維持に役立つものが多く、タンパク質の合成を促す働きもあります。
献立メニューを決める際には、ビタミンB群が多く含まれる食材を意識して考えるといいでしょう。
【ビタミンC】野菜類・果物類
ビタミンCには、抗酸化作用や免疫力向上の働きがあります。
また、タンパク質からコラーゲンを合成する際に必須の栄養素で、肌のキメやハリを維持する効果も期待できます。
ブレンダー等を利用してスムージー等にしていただくのも良いでしょう。
■食生活のポイント
今、述べたように栄養素も大事ですが、食事のタイミングや取り方も大切です。
①朝食をしっかり摂る
朝食を摂ると、体の体温が上がり内臓が活発に動き始めます。内臓が活発に働くと、基礎代謝がアップするため、痩せやすい体になると言われています。朝食をスタートとし、1日3食、同じ時間に規則正しく食べる様にしましょう。
②夕食のタイミングと就寝時間
肌細胞は夜中に再生されやすく、質の良い睡眠をとることが大切です。
夜遅くに食事をすると、胃に負担を与え、睡眠の質が悪くなります。可能であれば、遅くとも夜9時前までに夕食を食べ終え、12時前に寝る様に心がけてください。
③冷たい飲み物に注意
冷たい飲み物は、内臓機能を低下させます。内臓が冷えると血行が悪くなり、代謝が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。したがって、血行不良や内臓トラブルは、肌の乾燥やくすみ等、肌トラブルの原因となるのです。常温、またはホットがおすすめです。
いかがでしたか?
美容にいい食べ物や飲み物を意識的に摂って、身体の内側から肌にアプローチしましょう。