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冬に起こりやすい 『くすみ肌』血行不良を改善して明るい肌を手に入れましょう!
体を冷やすのは良くない、となんとなく分かっていても、オフィス環境などもあり避けられないこともありますよね。
外気温が下がり冷え込む冬時期は、血管がきゅっと収縮して血行が悪くなります。これにより、血液によって全身へ運ばれる栄養分や酸素が十分に行き渡らず、新陳代謝や免疫力が低下。肌が生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)が乱れ、古い角質が肌表面に蓄積されることで、くすみやごわつきといった肌悩みを引き起こすのです。
◆肌がくすむ原因とは
肌ぐすみは次の4つのタイプに分かれます。
① 角質ぐすみ
《原因》ターンオーバーの乱れで古い角質が溜まることによって起こるくすみです。肌がゴワついたような感じになり、ニキビ・吹き出物なども治りにくいのが特徴です。
《対策》炭酸パックやピーリングなどで古い角質をオフしましょう。
② メラニンぐすみ
《原因》紫外線によるメラニンぐすみは、夏場のUVケアが主な原因です。
《対策》ターンオーバーを早めることで、メラニンの排出を促し、その生成を抑制する美白アイテムでお手入れを行いましょう。
③ 乾燥ぐすみ
《原因》乾燥によって肌のキメが乱れ、ツヤ感や透明感が低下することで起こるくすみです。過剰な皮脂分泌が気になる方も、インナードライに陥っている可能性が高く、くすみがちになります。
《対策》乾燥ぐすみタイプは、とにかく保湿ケアが重要です。入念な保湿ケアを行いましょう。加湿器を部屋に置き、湿度を保つことも効果的です。
④ 血行不良ぐすみ
《原因》体内の血行が滞ることで発生するくすみです。上記3タイプの対策やケアは、しっかり行っているのにくすむ方は血行不良による肌くすみが考えられます。血行不良は肌のくすみだけでなく、新陳代謝の低下やむくみ、食欲不振、生理不順等、様々な悪影響を及ぼすため慢性的な冷え性の方は特に注意が必要です。
《対策》血行不良によるくすみは、身体をじっくりと温めて血行をアップし、新陳代謝を正常に整えるのが得策です。また、フェイスマッサージで顔のコリをほぐし、滞っていた血液の流れを改善するのもおすすめ。フェイスマッサージは湯船にゆったりと浸かりながら行うと、スチーム効果もプラスされ、より血流がアップします。入浴時以外は、化粧水で肌を柔らかくした後、クリームを塗ってから行うのが良いでしょう。
《マッサージの注意点》
◎指の腹を使用して、撫でるように優しく行いましょう。
血行を促すのに、しっかり圧をかける必要はありません。力を入れすぎてしまうと、ハリ・弾力を支えるコラーゲンが壊れてたるみの原因になってしまうことも。肌を動かさず撫でるように優しく行うことが基本です。
◎マッサージクリームなどを使って滑りを良く行いましょう。
肌を動かさないために、滑りのよいマッサージクリームなどをたっぷり使用しましょう。クリームがクッションとなり、肌への負担となる摩擦も軽減してくれます。
《マッサージ法》
手順① 顎から口角へ(3回)
指の腹3本を使用して、顎の中心から口角まで、直線を描くように指を滑らせます。
手順② 額(3回)
指の腹3本で眉間から額をらせん状に引き上げ、こめかみをプッシュします。
手順③ 目元(2回)
指の腹3本で使って下まぶたの目尻から目頭、さらに上まぶたへ向けて円を描くように指を滑らせます。その後は中指の腹を使用し、上まぶたを眉骨に沿って3か所プッシュします。
手順④ フェイスライン(3回)
手のひら全体を使って、頬を下から上へ強めに引き上げます。これは少し強めに圧をかけてください。
手順⑤ 老廃物を流す(5回)
首を下から上へ撫で上げ、耳下から鎖骨へ流します。
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いかがでしたか?
血行が良くなると代謝もアップ!くすみが改善されるだけでなく、むくみ解消や化粧ノリ、透明感も増します。血行不良を改善し、この冬も輝くようなクリア肌で過ごしましょう。